ブログ

外国人技能実習生 日本文化紹介活動 in 京都

はじめまして。
株式会社エイチツーオーの宮川と申します。

この度、ブログを始めました!
読みづらい部分があるかもしれませんが、どうぞお付き合いのほどよろしくお願いいたします。

記念すべき第1回目の投稿は、当社で技術を学びながら一緒に働いてくれている
外国人技能実習生を対象とした日本文化紹介活動の一部をご紹介いたします。

当社では常時2人~4人のフィリピン人を実習生として雇い入れております。
彼らは皆とても勉強熱心で、仕事においても日本人の職人さんも顔負けの勢いで
意欲的に頑張ってくれています。
また、いつも明るく前向きで人間的にも素晴らしい人たちです。
今回は現在当社に在籍している2名の実習生とともに訪問してまいりました。

課外研修の現場として選んだのは「古都」、京都です。
日本の文化を学んでもらうのにぴったりな寺社仏閣をチョイスしました。

1件目は「伏見稲荷大社」。
ベタですねぇ。いや、ベタなところを選んだのです!

さすが「外国人に人気の日本の観光スポットランキング」第1位。
フィリピン人の2人もその名前や、千本鳥居の写真はよく知っているようでした。

片言の英語で、手水の作法と意味合いを説明しました。
国や人によって宗教は違えど、真摯に日本の文化を学ぼうとしてくれる姿勢に
胸が熱くなる思いがしました。

私が作成した手作りパンフレットを見て、一生懸命勉強してくれています。

続く2件目は、「金閣寺」こと鹿苑寺。
これもまた、ベ…いや、敢えてです。敢えてですよ。

後でフィリピン人の2人に聞いたところ、訪れたスポットの中でこの金閣寺に行けたことが
一番嬉しかったそうです。
海外でもGolden Templeとして名高い金閣寺を写真で見ることはよくあったものの、
実際にその美しさを目の当たりにできたことが貴重な体験だったようです。
本当に綺麗ですよね。

少し意外だったのは、このフィリピンから来た青年たちが、きらびやかな金色の舎利殿「金閣」だけでなく、
それらを取り巻く比較的色合いも落ち着いた日本庭園の数々にも深く感銘を受けていたことです。
日本人なら誰しも少なからず感じ取る、侘び・寂びの精神に通ずる美意識。
これらは国の垣根を越えて伝わるものなのだと、改めて実感した次第です。

ここで小休止。昼食です。
次の行き先がばれてしまうかもしれませんが、東山は二年坂で「にしんそば」を食しました。

甘めの出汁と、甘く煮込んだにしんがフィリピン人の口に合うかどうか不安でしたが、
「スープがおいしい」と非常に喜んでくれて、出汁まで完食していました。

いよいよ最後の訪問先、お待たせしました「音羽山 清水寺」です。
しかし、これは完全に私のリサーチ不足!まさかの工事中…!
ザ・清水寺とも言える景観スポット、本堂が改修工事中ではありませんか。。
小生、さすがにショックを隠し切れませんでした。。

しかしながらそこは、我々は現場の男たち!
他にもしっかりと見るべき点があるではないですか。

そうです、この断崖絶壁にそそり立つ「足場」です。
通常、工事現場で見る足場は金属製の単管で組まれたものが多いですが、
この清水寺の現場では景観上の理由からなのか、そのほとんどが丸太などの木材なんです。
それをどのようにして組み上げたのか、どういう構造になっているのか、
疑問は数々湧いてきましたが、何よりもそのいで立ちは圧巻という他なく、
はるか上で作業中の大工さんを見上げて3人で感服しきっておりました。

その時々の状況によって、それぞれの見どころがあるものですね。

課外研修の最後には、たまには実習生たちにもゆっくりくつろいでもらおうと、京都が誇る和スイーツを味わってもらい、短い旅の締めといたしました。

初投稿から長々と書いてしまいましたが、いかがでしたでしょうか?
次回もいつ更新になるか全くの不明ですが、また綺麗な写真とともに楽しい内容を
アップできればと思っておりますので、今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

最後までご覧頂き、ありがとうございました。

関連記事一覧